2001/07/27

■2001/07/27 文豪の子孫たち

 前回の日記について、ある方から「てゆーかー、『棚』を肩で支えているわけですよ。いわゆる駅弁状態です。それで駅弁の代わりに石が乗っているようなもんです。いくら棚が便利でも納得いきませんね。だって肩がいよーに凝る!この肩の凝り、どうにかしてくれって感じ。全然良くない。」というメールをいただきました。なるほど……やはり当事者でないとわからない大変さというものがあるようです。
 さて、夏目漱石(文豪)の孫が夏目房之介(マンガ家・(主にマンガ)評論家)、というのは、一見ギャップが大きいようにも思えるが、そうでもない。さすが漱石の孫、という感じである。それは、アルベール・カミュ(文豪)の姪の息子がセイン・カミユ(落ち目外タレ)というのを考えると、よりはっきりする。ところで、実は、レフ・トルストイ(文豪)のひ孫はヴィクトリア・トルストイという人で、この人はジャズ歌手なのである。というのは最近知ったのである。これはまあジャンルとしてのギャップは大きいように思えるが、でもどっちも文化系である……ちょっと無理があるくくり方ではあるが。
 CD屋に行くと、VIKTORIA TOLSTOY "BLAME IT ON MY YOUTH" というのが置いてあって、試聴してみるとなかなかいいので、買ったのである。今風の歌い方だがちょっとハスキーでなかなかよい。文豪はロシアだが、この人(女性)は、スウェーデンの人。スウェーデンは昔からジャズが盛んなのである。で、ピアノがJACOB KARLZONという人で、これまたなかなかいい。センスのいいピアノだと思う。スウェーデンでは若手の売出し中の人らしい。
 曲は、スタンダードを今風アレンジ、という感じで、まあありがちと言えばありがちなのだが、なかなかちょこざいなリハモをかましやがって、このー、という感じ。ものすごくインパクトがある、というわけではないが、佳作だと思います。しばらく聴きそう(今も聴いている)。

■2001/07/25 道具としての身体

 今回はとりわけくだらない。心して読まれたい。
 何年か前、こんな場面を目撃した。私は電車に乗っていたのだが、車内は、満員というほどではないが、少し混んでいた。私のすぐそばに女性が立っていた。彼女は、片手で手すりをつかんで、もう一方の手で、たぶんポケットボードだったと思うのだが、メール端末(携帯メールが進化したためか最近見ないような気もする)を持って、その液晶画面を見ていた。しかし、車内は少し混んでいたので、彼女はどうしても窮屈な姿勢をとることになる。というわけで、彼女はポケボー(とかも言われていたような)を顔のすぐ下まで近づけて見ていた。そんな彼女を何げなく見ていてふと気づいたのだが、ポケボーの底面が、彼女の胸、というかもっとはっきり言えばオッパイの上面部に触れる格好になっていたのである。そしてまた、私はふとこんなことを考えたのである。確かに、ポケボーは、車内が混んでいるから、「たまたま」オッパイの上面部に触れた、のかもしれない。しかし、見よ!少なくとも結果として、オッパイはポケボーを「支えて」はいないだろうか、そして、それはちょっと便利ではないだろうか、と。実際、彼女は、意識的にか無意識にか、オッパイを利用しているように見えた。胸の大きい女性は、日常生活やスポーツなどで不便なことがある、という話をよく聞くが、少なくともある場面においては、胸の大きい女性は、男性(や胸の大きくない女性)には決して体験できない便利さを体験できる、ということがわかった。すなわち「ちょっと混んだ車内でポケボーを見る」という場面である。……ってめちゃくちゃ限定された場面ではあるが。いやしかし、文庫本を読む場合も応用できるだろうし、ちょっと混んだ車内ではなくても、腕がつかれたときなんかは便利ではないだろうか。
 ところで、自分の身体の一部を道具として利用する、ということは他にもある(※)。そして、それを表現する日本語もさまざまである。例えば、「頬杖をつく」という表現は、腕を杖として使用していることを表している。また、「腕枕、膝枕」などは、腕あるいは膝を枕として使用することである。「口笛」は、口を笛として使うわけである。えーと他には……あまり使わないが、「手刀」は、手を刀として使う。さて、では「ちょっと混んだ車内でポケボーの底面をオッパイの上面部で支える」ということを表現する日本語としてはどんなものがいいだろうか、と考えてみた。やはり「乳棚に乗せる」ではないだろうか。あの場面は、乳を棚として使用している、としか言えないだろう。というわけで、この表現の使用例はこうなる。「彼女は、少し混んだ電車の中で、ポケボーを乳棚に乗せていた。」
 デスクトップパソコン、ラップトップパソコン、という言い方があるのだから、ポケボーのようなのはバストトップパソコン、と言ったらどうだろうか。バスストップとまぎらわしいが。

※ ハイデガー的にいうと Zuhandenes としての Hand ?

■2001/07/22 表紙変更

 表紙をまた変えた。アクセス解析によると、「サルトル」や「ナウシカ」で検索してくる人が非常に多いようなので、今のままだとそういう人は表紙を見ただけで帰っていく可能性が高いような気がしたもので……それに、サルトルの内容が今のところ論文だけなので申し訳ないということもあり、サルトル研究会へのリンクも表紙に載せてみた。
 無意味に大きい絵を載せてしまった。どうも回線速度が遅い人の環境を考えない方向に向かっているような気もして、まずいな、とは思っているのだが……。
 ところで、唐突に宣伝なのですが、ナツメ社というところから出ている『図解雑学』というシリーズのサルトルの巻を書いています。なかなか進まなくて苦しんでいるのですが(編集者の方ほんとにすいません!)出た暁には、買ってくださると、うれしいです。

■2001/07/20 ごめん……きょうだけは……

な、七連勝!!またカツ海苔サヨナラ!!巨を三タテ!!ありがとう……ありがとう……みんな……おじさんは生きる希望が湧いてきました (T◇T)

■2001/7/18 1985年の栄光にすがって生きてます(虎者)

 むふ。6連勝……巨に勝ち越し……
 「侍魂」というサイト、ものすごい人気だそうである。このサイトの中心的ネタが「先行者」ネタである。これを読んでいる方の中には知らない人もいるかもしれないので念のため説明すると、「先行者」という中国が開発中のロボットを笑うというネタである。たしかにこのサイトおよびネタ、面白いといえば面白いので、私もたまに見に行く。しかし、あれを面白がっている人たちの意識の中に、何ほどかは、かの国に対する優越感というか、差別意識があるだろうことは否定できないだろう。まあそんなに目くじらたてるほどのことはないのかもしれないが、しかし、バカにしてられるのも今のうちかもしれない、という気はする。NHKの「プロジェクトX」で過去の「栄光」を回顧するのも流行りみたいだが、あのころの日本はそれこそ欧米にバカにされていたはずである。それがいまや、日本の方が、過去の栄光にすがるしかない落ちぶれた国になってしまった、ということなのだろう。私は別にそれでかまわないと思っているのだが、過去の「栄光」と現在のショボさとのギャップに直面せざるえない日本人の中に、日本以外のアジアの諸国に対する「あいつら生意気だ」というゆがんだ意識が芽生えかけているような気がしなくもない。気になるところである。
 ……それにしても例の番組、いまさら「男が戦い、女が支える」みたいな構図を臆面もなく出しているところには、あきれるというか笑ってしまう。クボジュンが「アシスタント」というところもそうだけど、おじさん癒し番組なんだろうなあ……といいつつ、ついつい見てしまう私も立派なおじさん。

 ※超人気サイトに対する超マイナーサイト運営者の僻みじゃないか、と言われると困るのですが(ちょっとはそういう面もあるかもしれないけど……)。
 ※についてはこちらをどうぞ。

■2001/07/17 無題

 激昂仮面のおじさん。はいはい。オヤジギャグね。あえてやってるの。
 扇千景「 大臣」、先月テレビ局のスタジオで転んでおみ足にお怪我をなさったそうで(毎日新聞)。閣議に車椅子で出席したとのこと。今日テレビをみたら、たまたま扇の顔が。すぐチャンネルを変えようかと思ったのについ見てしまった。そしたら、そのときのことを言っているらしい。「先日は、車椅子で、たいっへんお見苦しいところをお見せして申し訳ありませんでした。小泉首相がおやさしい方なので車椅子を押してくださって……云々」。バリアフリー問題を考えるいい機会になった、と抜かして言っていたそうだが、車椅子が「見苦しい」て言っといて、そりゃないだろ……。この人が政権与党の党首。

■2001/07/15 機密漏洩

 だいぶ前に聞いたのだが、面白かったのでいまだに覚えている話がある。今はなきソ連の議会で、かつて、フルシチョフと政敵の激しい論戦が起こった。二人とも感情的になってきて、政敵が、ついにフルシチョフを「このバカ!」とののしった。それを聞いたフルシチョフ、今度は政敵に向かって「お前は国家反逆罪で死刑だ!」と言った。政敵はさらに激昂して叫んだ。「何という横暴な!バカと言っただけで何で死刑にできるのだ!」すると、フルシチョフ、むすっとした顔でこう言ったという。「重大な国家機密を漏らしたからだ」
 まあ、大体こんな話だったと思う。ところで、新庄さん、「『宇宙人』と言うメディアのインタビューには答えない」とかなんとか言ったそうだ。なんか、新庄らしくないのでちょっとがっかりしたのだが、これはやはりあれでしょう「本当のことだからばらすな」ていうことだと解釈したい。ていうかそうすることにした。
 ……4連勝です。ところで、今日の日記では副産物が……激昂て、IMEで出ないと思ったら、「げっこう」と発音するのね。「げきこう」だと思ってた(恥)。

■2001/07/13 きいいいいッ!

 最近、スタイルシートやフレームを使って少しデザインを変え始めている。その過程で表示がおかしくなったりしているので、もうしわけない。で、最近、デザインを気にしながらあちこち見ていると、個人のページでもデザインがすばらしいものが実にたくさんある。しかも、20歳ぐらいの若いひとが作っていたりする。そういうのを見ると、自分のページがダサくてオジさんくさいものに見えてくる(デザインもそうだが、文章もそう)。そして、なぜか非常にくやしがっている自分を発見する。意外と負けず嫌いなのだが、対抗心を燃やすところが間違っているような気もする……。
 それにしても、私が20の時なんて、電卓も持ってなかった。携帯電話なんて、この世に存在もしていなかった。テレホンカードなんてものが出来て便利になったなあ、て感じ。というわけで大学のレポートはもちろん手書き。家賃2万1千円、風呂なしトイレ共同の4畳半の下宿で、テレビも電話もなく、もちろんエアコンもない。夏は、あまりに熱いのでバケツに水を入れて脚をつっこんでうなっていた。一度、「道に水を撒くとすずしい。これは水が蒸発するときに気化熱を奪うから、と理科で習った。よし、それを応用しよう」と思って、部屋一面に新聞紙を敷いて、水を撒いてみた。単に蒸し暑くなっただけだった。
 それが、やつらは、あんなオサレなページにスカした文章を世界に向けて発表したりして。彼氏がどうのとか彼女がどうのとか。きーっ。くやしい。(結局それかい……)

■2001/07/11 Shirasu Fiction

 神奈川県藤沢市近郊、海岸沿いの道を走る一台の軽トラック。荷台には、青いポリバケツがいくつも並んでいる。ハンドルをにぎった若い男が、助手席の中年の男に話しかける。
「このまま研究所に直行でいいんですね?」
「ああ。……で、どのぐらい採れた?」
「ざっと300キロ、といったところです。」
「サンプルとしては十分だな。」
「それよりも、前回の調査のときに比べて、確実に増えていることが気になります。」
「うん、我々が極秘に調査を開始したのが今年の一月だから、この半年で、驚異的なスピードで増殖していることになるな……あれは。マスコミに嗅ぎ付けられて騒ぎになるのも時間の問題だろう。」
「今日も、見られてしまいましたね……」
「うむ。だがある程度は予想していたことだ。そのための扮装じゃないか。君なんか、どこからどう見てもシラス漁の漁師にしか見えなかったぞ。」
「ははは。所長こそ。」
 カーブを曲がる軽トラック。荷台のポリバケツが揺れる。運転席の男は、ちらっと荷台の方を眺めた。
「……それにしても、何なんでしょうか……あれは……」
「わからん。いまのところ、まったく分析不能だ。少なくとも、これまで世界中のどこでも発見されたことのない未知の生物であることに間違いはない。」
「……まさか、宇宙から来た生物だ、なんてSFみたいな話、あるわけないですよね……ははは。」
 初夏の日差しが、荷台のポリバケツの蓋に照りつける。このとき、ポリバケツの中では、ある異変が起こっていた。そのことに運転席の二人はまったく気づいていない。その小さな透明な生き物は、突然、おそろしいスピードで増殖をはじめ、いまにも蓋を押し開けてあふれ出ようとしていたのである。「びちびち、びちびち、びちびち、びちびち、びちびち、びちびち、びちびち、びちびち……」

■2001/07/10 初夏の浜辺で営業妨害(やっぱりタイトルはつけよう)

 神奈川県藤沢市の学校に週二日非常勤で行っているのだが、この学校は実は海のそばにある。駅と反対方向に20分ぐらい歩けば海岸だ、ということは知っていたのだが、この学校に行き始めてもう4年ぐらいになるのに、いままで行ったことがなかった。で、今日はじめて授業が終わった後海に行ってみた。行ってみると、初夏の日差しに照らされた、典型的な海辺の風景が広がっていた。平日の昼間だというのに、波打ち際は波とたわむれるサーファーたちでいっぱいである。砂浜では、甲羅干しをするサングラスにビキニのアザラシ、いや女性たちの姿が所々に見られる。しかし、さすがに家族連れなどはまったくいない。みんな黙々と、チャプチャプ、ゴロゴロ。波の音の他には「……」が充満している感じで、日差しはもう立派に夏休みなのに、何か変な感じではあった。まあ、変といえば、どう考えても夏の砂浜に似つかわしくない格好の、青白い顔をした私こそそうだったのかもしれないが。とりあえず、靴と靴下を脱いで砂浜に座り込み、ボーっとしてみた。
 しばらくして、ふと横を見ると、浜辺で何か機械が動いていて、まわりに人が集まっている。どうも、地引網を引いているらしい。観光客用のアトラクションではなく、本物の漁のようだ。面白そうなので、近づいていった。とりあえず、何を獲っているのか見たいな、と思ったのだが、最初は、海藻のからまったロープのような部分をえんえんと機械で巻き取っているだけで、よくわからない。からまった海藻を漁師さんたちが手際よく取り除いている。すると、だんだん、散歩中のおじさんなんかが集まってきて、ちょっとした人だかりができてきた。それにつれて、作業する漁師さんたちの「見せもんじゃないよ」というちょっとピリピリした雰囲気が伝わりだした気がしたのだが、ギャラリーはそんなことはお構いなく見守っている。しばらくして、ついに、網の本体が見えてきた。掛け声をかけながら、漁師さんたちは網を砂浜の上に引きずり出した。その段階ではまだ何が獲れているのかわからない。すると、他の漁師さんたちがバケツを持ってきて、網を開き、たも網のようなもので中身の収穫物をバケツに移しはじめた。何だろう、とますます接近するギャラリー。私も、近づいてバケツの中を覗き込んだ。すると、なにやら透明な小さな生き物がビチビチとうごめいている。たぶん、シラスかな。といっても、パック入りの茹で上がったものをスーパーで見たことがあるだけなので、実に心もとない。しかし、われわれギャラリー、そのころになると明らかに作業の邪魔である。ますますピリピリとしてくる漁師さんたち。と思っていたら、面白そうにシラスを覗き込んでいた短パンのおじさん、バケツに手を入れて、勝手に2・3匹摘み上げてしげしげ眺めたりしている。え?この人漁師さんじゃないよねえ、さすがにそれはまずいんじゃないの?と思っている私も、バケツを積むためにやってきた軽トラックにクラクションを鳴らされ「邪魔邪魔」と言われてしまったので、同罪である。

■2001/07/07 阪神・HANSHIN変わりなし(もう飽きてきた)

 泉で泉に対抗するつもりらしいが、ちょっと選択を間違っているのではないか、と思う>民主党。庶民に人気、で持っている小泉に対抗するのに、カナダだかハワイだかの豪邸に住んで、なんだかやたら偉そうなだけの巨泉、どう考えても庶民の反感を買う存在である。それに、小泉人気はマキコ人気とのあわせ技だが、巨泉にはマキコに当たる存在がない。そこで私が提案するのは、泉晃である。この人なら、まさに庶民派。「凡人」宰相オブチの例をまつまでもなく、はたまた赤坂憲雄だかの幼童天皇論を持ち出すまでもなく、日本人が求めるリーダーの理想像は、実は、守ってあげたくなるような頼りない存在なのである。さらに、変人度合いも小泉の非ではない。小泉が似ているのはマイナーなマンガのキャラクター(ドクターマシリト)にすぎないが、大泉晃は誰に似ているって、シュールレアリスムの巨匠サルバドール・ダリそのものである。世界史レベルの変人である。さらにさらに、小泉のマキコに対抗できる人物も存在する。それは、「オバタリアン」のビデオで必ず出てくる大泉の妻(名前知らない)である。彼女には、さすがのマキコもたじたじであろう。どうであろうか。鳩山君。参院選、大泉晃夫妻で戦う、というのは。……ま、どうでもいんだけど。
 それよりも、私としては、タブチくんが自民から出馬?のうわさの方が大問題である。せめてスポーツ平和党にしてほしかった……。いしいひさいちは何と言う?
 追記:……と、思ったら、どうやら大泉晃氏は亡くなっているそうですね。知りませんでした。残念、やっぱりだめか……。

■2001/07/06 阪神 復帰はまだ/HANSHIN 中日に勝ち越し!

 どうやら、ジョー・ヘンダーソン(ts.)が死んだようだ。複数の経路でネット上から伝わってきたのだが、情報の出所は2ちゃんねるだ、という人もいて、不思議な時代になったものだ。それにしても残念。というわけで、めずらしくジャズのことでも書いてみようかと。熱狂的なファンというわけでもないが(どうも私は飽きっぽいので、一人の人のアルバムを集める、とかいうことがほとんどない)現存のテナー奏者の中では一番好きだったかもしれない。というか、テナーに限らず、現存のジャズミュージシャンの中で、いろいろな意味で「ジャズ」のエスプリをもっとも濃く持っている人の一人だったのではないか、とも思う。いろいろ名盤はあるのだろうが、一番印象に残っているものの一つが、リッキー・リー・ジョーンズの「POP POP」というアルバムである。ジョーヘンは2曲しか参加していないのだが(6曲目の「DAT DERE」のイントロと8曲目「BYE BYE BLACKBIRD」のソロ)どちらもすばらしい。なんと言うか、存在感がね。このアルバム自体私にとってはもう泣ける名盤の一つなのだが。
 うーむ、結局何も言ってないなあ。音楽のことを書くのはむずかしい。

■2001/07/04 阪神 ?/HANSHIN ナゴヤドームで勝った!

 前に、アクセスログをとり始めた、というのを書いたが、予想どおり、別にだからどうということはない、ということがわかった。ただ、どのような検索ページから飛んできたのか、というのは、ちょっと興味深いところではある。ナウシカとサルトルで検索してくる人が多いようだが、申し訳ないかぎりである。なんか面白い言葉で検索してきた人がいたら紹介しようと思っていたのだが、今日「暇じゃあ」で検索して来た人が居たのを発見。ほんとに暇だったのだろう。

■2001/07/02 阪神 代表ものまね「ウッドペッカー」/HANSHIN 試合なし

 これ、絶対誰か言ってる(or言うだろう)けど、「巨泉」出馬は、「小泉」に対抗した、のだろう。やっぱり。名前と顔のデカさは勝っている。とりあえず。
 昨日、タイガースの中継をストリーミングで見ているという話をしたが、ホークスファンの友人(ケーブル接続)によると、ホークスの試合のストリーミング放送はタダで見られる、とのこと(九州朝日放送)。最初は、「ええ?うらやましいなあ」と思ったのだが、考えてみたらだんだん腹が立ってきた。だって、それが当然じゃないか。テレビ中継はタダで見られるのに、テレビよりだいぶ画質が落ちるインターネットでなぜ一試合200円もとるのか。テレビは広告料が入る、というなら、インターネットだってバナー広告でも映せばいいわけで。セコすぎるぞ。MBS!
 ところで、昨日の阪神代表ギャグ「ホロッホー でぇ〜い! ニャ〜」は、オール阪神・巨人のプロフィールが書いてあるページからとってきたので、私自身は知らなかった。ホロッホーはいいとして(よくもないが)「でぇ〜い! ニャ〜」て……なんなんでしょうか。

■2001/07/01 阪神 代表ギャグその2「ホロッホー でぇ〜い! ニャ〜」/HANSHIN サヨナラ勝

 以前、ADSLの利点として、関東に居ながら関西のラジオが聞ける、というのをあげたが、もう一つ、関東に居ながらHANSHINの中継が見られる、というのもある。MBS Web stadium 阪神タイガースLive!というページから、甲子園の試合が、一試合200円、シーズンチケット3000円で、見ることができる。といってもReal Videoなので、画質はテレビに比べるとかなり落ちる。しかし、もうすでに2・3回利用してしまった私である<バカ。今日はなんと、前歯にくっついた青海苔、じゃない、ノムラにくっついたカツ海苔が、あのカツ海苔が、サヨナラヒット……ま、誰が打とうがいいんですが。しかし、ヤクルトをいじめてどうする。キョジンをいじめなさい、キョジンを。うむ……またHANSHIN日記になってしまった……たまにはいいでしょ。
 ついでに大リーグの阪神情報も。昨日衛星中継で明石家さんまと対談していた。故障者リストに入って試合に出られないことについて「試合に出なければ打率も下がらないから(現在2割8分台)」とへらへらしていた。相変わらずの阪神節は快調のようだ。精神主義のオッサンには「カ〜ツ!!」て言われるのだろうが。「英語がわからないから野次が聞こえなくていい。英語を覚える気はまったくない」とも。さんまに、英語を覚えるべきではないか、とつっこまれると「ほんとは全部言っていることはわかるのだが、マスコミ対策としてわからないふりをしているのだ」と言う。もう、わけわかりません。

現在の連敗記録 7(4. 25〜5.3) 今年も快進撃!

※これまでのあらすじ
 新庄が居なくなった阪神なんて阪神じゃない!と誰もが思った。そして、それは事実だった。実は「阪神」とは新庄剛志の別名だったのだ。つまり、2001年、阪神は大リーグに移籍したのだった。かわりに大リーグからやってきたのがHANSHINなるチーム。新しいチームなので、みんな聞いたことのない名前の選手ばかり。大リーグから来たわりにはどうもめちゃくちゃ弱そうだ。はたしてどうなることやら……。

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