1997.3.19. はじめました

 結局日記のようなものを載せることにしました。というのも、こんなページでも、ひょっとすると、万が一、時々見に来る人がいるかもしれないわけで、そうすると、ごくたまーにしか更新しないのは失礼だと思ったからです。これは、自分自身のことを考えても、いつ見ても更新してないページはつまらないと思うし、よく見に行くページというのは結局日記のようなものがあって更新を小出しにしているものだからです。
 最初からこう言うのもなんですが、もちろん、内容がない日記になると思います。というか、そもそもこういうホームページそのものが無意味だ、という声があることは重々承知しております。たとえば、「EYE-COM」誌4月1日号で、神足裕司氏はこう書いています。
 私は個人のホームページにまったく関心をもたない。先日、電子メールで全人類が平等になる日などという愚かしい番組をNHKがこしらえていたが、妄想もはなはだしい。
 落書き帳の連続を覗いてなにが楽しいのだ。もっと言えば、どこそこのネット会議だのチャットだのには参加したこともない。
 それらは単なるヒマ人の集まりだからだ。(13ページ)」
 確かにそのとおりで、ヒマ人と言われると返す言葉もありません。神足氏のこのコラムは、全体としては、素人がお手軽に文章を垂れ流す手段としてコンピューターネットワークを利用することに対して、物書きのプロとして苦言を呈する、という感じになっているのですが、ただ、ではプロたちが作っている週刊誌やテレビの内容がみな「落書き帳」以上のレベルのものであるかは疑問ですが。
 私自身は、ヒマ人の落書き帳でも面白いものは面白いし、つい読んでしまいます。何か意味があるとは思いませんが、少なくとも「ヒマつぶし」の役には立つのだから、それでいいのではないでしょうか。神足氏が批判しているチェーンメールのような、読むことを強制するようなものは迷惑でしかないですが、私のは、「ヒマな人は読んでね」という仕方でしか存在を主張しませんので、無内容ですが許して下さい。つまらなかったら即刻別のページに行ってください。