新聞とか本、ニュースとか読んでいて目に留まったものを切り抜いたり付箋をつけたりすることがあるのですが、後で忘れちゃうことがほとんど。というわけで、メモがわりにここに書いてみようかと。主に自分のためです。いつまで続くかわかりませんが。主にどうでもいいものにどうでもいいコメントを付ける感じに(ひどいなそりゃ)。思いついた時に思いついたものをとりあげるので古い記事がいきなり出てきたりします。でも、はじめてみてすでに、きりがないかも、という思いが生じつつある(なんだそりゃ)。とにかく、あたりまえですが、新聞記事などに関しては、ここでとりあげなかったからといって重要ではないという意味ではないです。……前置き長っ!

2003/06/09

朝日新聞 シーッ!授業中はお静かに 携帯、ビデオ、私語…崩れる参観マナー(2003年6月8日)
 小学校などで授業参観に出席する保護者のマナーが問題になっている、とのこと。とても、さもありなん、です。たぶん、悪気はないのだと思います。教師はやりにくくてしょうがないだろうけど、まあ、いかにもありそうだなあ……。

朝日新聞 本音deクリック(2003年6月8日)
 読者のアンケート回答をもとにつくるコーナーだそうです。テーマは××(事情により伏せ字)。
「優勝して欲しいけど、あんまりプレッシャーをかけるとだめになりそうなので、あえてできないに」(50歳大阪府)
「優勝できそうだけど、して欲しくない。勝ったり負けたり、はらはらしながら応援するのが××」(78歳兵庫県)
「首位、優勝という言葉は巨人にふさわしい」(29歳東京都)
「だって巨人が優勝するから」(32歳埼玉県)

朝日新聞 1980年の新宿の写真(2003年6月8日)
 わ、見ただけで昔の写真とわかる!ショック……。乗用車やバスの形が明らかに今と違う。つまり20年前を「今」と感じてしまう年齢になってしまったことがいや。まあどうでもいいんだけど。

朝日新聞 ダウンサイジングにっぽん―少子恒例社旗の衝撃(2003年6月8日)
「広がる経済格差」
「かつての野宿者は日雇いの建設労働者が景気の低迷のあおりを受けた場合が多かったが、97〜98年ごろから様子が変わった。ずっと働いてきた町の工場を急に解雇され、行き場を失った中高年が目立つ」
「同じ国の中で、共に経済成長のコマの一つとして懸命に働きながら、受け取る生涯の果実には、大きな差が生まれようとしている。」
朝日新聞 イラク全土なお「戦場」(2003年6月8日)
米兵襲撃 2週間に10件以上
反米デモ、数千人が集結
「イラク支援法」が成立すれば自衛隊派遣が可能となるイラクは、フセイン体制崩壊から2ヶ月近くがたっても治安の回復がおぼつかない。米軍への攻撃は後を絶たず、まだ「全土が戦場」である現実は何も変わっていない。

2003/06/06

朝日新聞 「制服」異変 女子高校生は今 下(2003年4月16日)
 「進むミニスカ」「学校防戦」「ひだを加工・パンツ導入…秘策次々」
 私のころは、不良(死語)の女子はスカートを長くしていた。三原じゅん子の時代。(<実は名前が出てこず、「コアラと結婚」でぐぐった)。
 横浜英和女学院は昨年一貫性の中学・高校の制服のデザインを一新、スカートにパンツスーツを加え、好きな方を生徒が選べるようにした、とのこと。が、パンツ派はまだ少数で、中高の生徒約1100人のうち10人ほどだと。「スカートの方が女の子っぽく、かわいい」(一年生)という声が多いとのこと。
 でも、ミニスカはいやだけど、みんながしているから仕方なく、と思っている子もおそらく多いだろう。大学の哲学の授業で、「当たり前のことが当たり前に思えなくなる体験」を書いてもらったところ「高校の時ミニスカは当たり前だったからしていたが実は恥ずかしかった」と書いた女子学生がいた。
朝日新聞夕刊 篠原凉子インタビュー(2003年4月27日頃)
 われながら「頃」てひどいなあ……。切り抜いたんだけど日付がわからない。解説はいちいちしません(たとえば篠原凉子って誰?という人に対する)。面白いと思った言葉。
「最初はお芝居なんて大嫌いでした。おかしくもないのに笑い、悲しくないのに涙を流すなんて鳥肌が立つ、と思ってましたから」
 いいなあ。身も蓋もない天然ボケ発言、とみえるかもしれませんが、芝居というものの本質に関わる含蓄の深いことばではなかろうか?
朝日新聞 うつを知る 1(2003年5月3日)
 昨年『精神科医がうつ病になった』(広済堂出版)を出版した、うつ病になった精神科医泉基樹さん(33)=仮名=の記事。記事自体はまじめなものであり、笑い事ではないのだけど、こういう「医者の不養生」もあるのか、と。
 つまり、記事にもあるとおり、うつ病は「だれもがなる可能性がある」ということなんだろうなあ。まさか自分だけは、というのは通用しないのだろう。
 「「心の風邪」と侮ってはいけない。「肺炎」になれば命にかかわる。無理せずに休もう」とのことです。

福島瑞穂のメルマガ 有事法制三法成立 (2003年6月3日)
「今日は有事法制三法の他に、心神喪失者処遇法案も可決され、成立しました。 重要な他害行為を行った心身喪失者などの人が、精神科医と裁判官の判断で、 同種行為を行う可能性があれば、国立病院に収容されるというものです。 多少修正されましたが、結局は再犯の恐れがあると考えられれば、一生強制 隔離され、出られないのです。
 共謀罪といって、犯罪の実行に着手していなくても、一定の犯罪については 事前の打ち合わせの段階で処罰しようという新しい概念の犯罪を明記した 法律「犯罪の国際化及び組織化に対処するための刑法一部改正案」も、今 国会で審議される予定です。
 有事法制三法、心神喪失者処遇法、共謀罪…いずれも共通項があります。 「武力攻撃予測自体」「同種の行為をする可能性」「共謀」という、今存在 していない未来の戦争や犯罪の脅威や不安に対して、現時点で「防御」の名 の元に「先制攻撃」を加えようという点です。 それが武力攻撃予測自体の作動であったり、いわゆる精神障害者の人たちの 強制隔離であったり、犯罪の実行に着手をしておらず犯罪について打ち合わ せしていると警察がみなすだけで処罰しようというものです。 戦争と、戦争の準備と、基本的人権の制限と、排除と、査閲と、強制隔離と、 管理と、監視と、メディア操作が一体として進んでいくことを示しているよ うに思います。」