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社会ニューヌ - 5月14日(氷)23時61分

<タマちゃん>列島激震 タマちゃんは北朝鮮のロボット?

 埼玉県西部環境管理事務所の職員が午前10時前、お気に入りのボートに上ろうとしているタマちゃんを双眼鏡で見たところ、尾鰭の部分に北朝鮮を示す丸に星マーク及びハングル文字が刻印されていることに気づき、警察に通報した。警察で確認したところ、これまでアゴヒゲアザラシと見られてきた通称「タマちゃん」は、北朝鮮から密入国した潜水航行物体である可能性が高いと判断。埼玉県警は、午後12時50分, 本庁に、「荒川不審アザラシ対策本部」を設置。埼玉県朝霞市の荒川の「タマちゃん」出没地帯を急遽立入禁止とし、「タマちゃん」とされてきた物体を回収する準備を始めている。
 不審アザラシは、アザラシ型をした潜水ロボットで、目の部分に設置されたカメラによって情報収集を行っていたのではないかと見られている。しかし、北朝鮮のロボット開発に詳しい京王帝都大学の中野舜教授(49)は「北朝鮮がそのような高度なロボット技術を持っているとは考えにくく、不審アザラシは、むしろ特殊ゴムを用いたキグルミ、いや潜水スーツで、中には工作員が入っているのではないか」と言っている。
 この事態の発覚後、各地の動物園で展示されているアザラシに対して、ものを投げつけるなどの嫌がらせが相次いだ。市民からはアザラシの展示を批判する声も多く寄せられており、動物園の中には、東京都のタマ動物園など、アザラシの展示を一時中止したところもある。タマ動物園の花平博園長(56)は「展示中止を求める声があまりに多かった。苦渋の決断です」と話している。
 そのような動きに対して、「タマちゃんを守ろう会」のメンバー、平田宏さん(37)は、「アザラシには何の罪もなく、アザラシに対してそのような行為をすることは、人間として恥ずかしいことだと思う」と言っている。
 また、「立会川のボラを救う会」の加藤正美会長は、「不審アザラシは核爆弾や化学兵器を搭載している可能性がある。これに対抗するために、日本も、ASIMOとAIBOの核武装を進めるべきだ」との見解を発表し、日本政府に、アメリカが進めるロボット防衛構想(RDI。通称ガンダム計画)への参加を促していく考えを示した。
 ネット上では、不審アザラシを、北朝鮮のロボット「労働者」として揶揄するサイト「侍タマしい」に人気が集まり、アクセスが増え続けている。(毎曰新聞)
[5月14日23時61分更新]


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