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LAST UPDATE/ 2001/02/05
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●2001/1/27 ベースの巨匠

 昨日はじめて見たCMですが(地域によってはやっていない可能性もあります)あのいかりや長助が、部屋で、リラックスした感じでアップライトのサイレント・ベースを弾いているCM。か、かっこよすぎる!いかりや長助……白髪混じりの頬髭がワイルドな感じです。まるでデイブ・ホランドかロン・カーターか、ていう感じ。ところで何のCMだったんだろう。

●2001/1/25 情報ありがとうございます

 フィリピン新大統領アロヨ様。おめでとうございます。それにしても、50歳台らしいですけど、全然見えませんね〜。「ダンサー・イン・ザ・ダーク(あー、これもカタカナ邦題、いやだなあ)」のビヨークも、30歳台には見えませんが、年齢不詳という点でいい勝負だと思います。よーし、私も、若作り大作戦、がんばろう。と決意する点でもう若くないんだよなあ……。
 缶詰について書いたら、やまけん氏よりこのような情報をいただきました。

>缶詰底の表記について気になったので調べてみたら、
> 平成七年を境に変わっていたそうですよ。
> 「製造年月日表示」だったのが「期限表示」に移行していたそうです。
> カニ缶の影響は、その後いかがですか?大丈夫でした?
> あんまり長いこと経った缶詰は、めっき中のスズが溶け出すのが
> 良くないらしいですね。

 なるほど。その後大丈夫ですが、やっぱり7年ものはやめとこうかな。

> 僕なんかは、「アルミの鍋で調理すると、アルツハイマーになる」って噂に
> ビクビクするくらいですから、つい気にしてしまいます。

 私もアルミ鍋は何となく使わないようにしてます。しかし、「アル」ミで「アル」ツハイマー、というのが、非常にわかりやすくていいですね。
 さて、私も独自の調査のけっか(て「缶詰 保存性」で検索しただけだけど。最近Googleにはまってます)缶詰の歴史を知りました(日清製粉のページ)。

いま見られるようなブリキ缶は1810年イギリスでピーター・デュランによって発明され、まもなく缶詰工場が誕生しました。その後、1821年にアメリカヘ渡って缶詰の製造が本格化し、1861年南北戦争が始まってからは、軍用食糧としての缶詰の需要が急に増え(……)

とのことです。さらに、

缶詰は完全に密封して加熱殺菌したものですから、中身は腐敗することなく、常温で長期間保存できます。事実、イギリスで130年前に作られた、おそらく世界で最も古いと思われる牛肉や野菜の缶詰を開けて調べたことがありますが、試食の結果は、香りや味はそれほど悪くなく、充分食べられたとの報告があります。これは極端な例ですが、缶詰の保存性が高いことを物語るものといえます。

 うーん、すごい。130年ものかあ……。5年物のカニ缶にビビってる亮……アホですね。

●2001/1/22 前世紀の遺物

 先日、テレビで、ロンブー(ロンドンブーツ1号2号)が司会のトーク番組を見ました(ひょっとすると関東地方でしかやっていないのかもしれません)。その日のゲストは、中山忍(たぶん)でした。途中から見たのですが、彼女はビンボー症で、物が捨てられない、という話をしていました。で、缶詰、特にカニの缶詰なんか、古くなってももったいないから捨てられず、かといって食べられもせず、困る、と言っていました。あー、すごくわかる!その気持ち!前から嫌いではなかったですが、中山忍、ちょっと私にとっての好感度アップしました。さて、スタジオには実際そんな風に彼女が捨てられずにいるカニ缶(5年物)が持ってきてありました。ロンブー(特に亮)は、それを見て大げさに「えー?5年?うわー!!」と騒いでいました。そして、開けて中身をたしかめよう、ということになりました。で、誰かにおいをかいでみろ、ということになったのですが、またしても亮が嫌だ嫌だと騒ぎだし、結局無理矢理かがされると、「ウエッ!オエ〜〜!!」とマジで吐いていました。おいおい、大げさだな〜……ていうか、5年物とはいえ、缶詰でしょ?穴でも開いていたのでない限り、そんなに吐くほどのにおいするか〜?なんだか潔癖性だなあ。頭金髪にしてるのに情けねーの(金髪は関係ないか)……などと思いました。
 というか、その前に、私、缶詰って、滅菌して密閉されているんだから、「半永久的に」もつものだ(多少味は変わるでしょうが)と思っていたんですが、違うんですか?「半」永久、ていうぐらいだから、そりゃ持つのなんのって、何しろ「永久」ですから、2で割っても「永久」なんじゃないですか?(^ ^;)5年ぐらい、全然賞味期限内と思いこんでました。
 というわけで、これを機に私の缶詰コレクション(だいたいもらいものですね)を引っぱり出してみると、あるわあるわ、年代物の缶詰がわんさか出てきました。一番ふるいのは、94年2月製造のカニ缶でした。つーことはなんと7年もの!うーん、さすがにちょっとひるむなあ……まだ大学院生のころだ。そして気がついたのですが、確かに、缶詰には賞味期限が書いてあるものもあります(製造年月日しか書いてないものも結構多い)。しかし、「賞味」期限であって、「消費」期限ではないですからね。味に補償はなくなっていても、食べられくなったわけではないのでは?(消費期限が書いてある缶詰はなかった)。
 と、いうわけで、7年物はさすがにおいといて、賞味期限が99年で切れているホタテ貝柱を使って、トマトスパゲッティーを作ってみました。みじん切りのニンニクふたかけをたっぷりのオリーブオイルで炒め、ホタテと缶入りトマトを入れ、塩こしょうで味付けし、アルデンテにゆでたスパゲッティーを絡めます。すると、いやー、これが、うまいのなんの……!そして、今のところ、おなかもなんともありません。

●2001/1/20 いよっ!大統領!

 間違って、テレビで、映画「エア・フォース・ワン」の最後のところを見てしまいました。「インディペンデンス・デイ」の最後のところを間違って見てしまった話は前に書きましたが、あれに匹敵するバカさでした。見ているうちに悲しくなってきました。「インディペンデンス・デイ」と同様、これもアメリカ大統領が大活躍する映画です。大統領専用機「エア・フォース・ワン」がテロリストに乗っ取られるのですが、大統領(ハリソン・フォード)の大活躍によって、危機を脱する、というだけの話です。当然テロリストは最後全員殺されます。それだけでなく、大統領(およびその家族)を守るため、楯になって死亡する大統領側近多数。しかし、大統領、当然という感じでわりと平然としています。また、「インディペンデンス・デイ」と同じく、やはり戦闘機のカミカゼ・シーンが出てきました。アメリカ人もカミカゼ好きだねー、けっこう。クリントン君は、この映画が大好きで何度も見ていたそうです。こちらのボスもひどいけど、あの国のボスも……どうなんでしょう……。
 テロリストの要求は、ロシアの刑務所に収監されている大物政治犯の釈放なのですが、彼の目的は、ロシアに共産主義国家を再建することなのだそうです(^ ^;) で、悪の権化のようなワルそうな顔をしているこの大物政治犯が釈放される(といってももちろん最後には「めでたく」殺されるのですが)シーンが、面白かった。不敵な表情で、看守に先導されて刑務所の廊下を歩いていくのですが、それを、収監されている他の政治犯が、ある歌を歌って祝福します。恐ろしいテロリズムを象徴するこの歌、何だと思います?これが、インターナショナルなんですね(^ ^;)……。まあようするに、今や、そういうイメージだ、ってことです……。

●2001/1/13 mp3は音声データのデジタル圧縮技術の名称です。

 この間ニュース23をたまたま見ていたら、インターネット上の音楽配信の話をしていました。案の定、ナップスターの問題などを指摘して、「いろいろと問題がある」ということを強調していました。しかし、筑紫哲やという人は、つくづくインターネットが嫌いな人らしい。オヤジでよくいますが、「あんなものロクな物じゃない」という意識が根底にあるので、とにかく何かと難癖を付けたいのですね。原稿用紙に万年筆一本、自分の足で歩いて取材して……とかいう感じでたたき上げてきたというプライドが(たぶん)あるので、「わしには難しくてわからん」と言うわけにはいかない。というわけで裏返しの憎悪となっているものと思われます。
 ま、それはいいんですが、あきれたのは、ネット上の音楽配信とは何か、ということを説明するのにアナウンサー(筑紫ではない)がmp3の音楽ファイルをダウンロードして見せたあとのせりふです。私の聞き間違いではなければ、彼はこう言いました。「このように、mp3という機械を使えば、簡単にインターネット上から音楽を手に入れることができるのです」だって……mp3という「機械」てあーた……。私も、別にインターネットがバラ色だと言いたいわけではないですが、批判をするのに、このいい加減さはちょっとないんじゃないの?と思ってしまいました……。

※もっとも、私も偉そうなことは言えません。よく知らんので。ちなみに、インターネットで調べたところ、正確に言うとmp3とは「MPEG Audio Layer-3」の略称だそうです。で、MPEGは動画圧縮技術として知られているが、音声圧縮も扱っており、その規格の内の一つがmp3ということのようです。MPEGは、「Moving Picture Coding Experts Group/Moving Picture Experts Group」という、ISOの下部組織にあたる標準化団体の名称から来ているようです。