2003/06/09(前回 05/30)

 メモのコーナーを作ってみました。それから、社会ニューヌも別コーナーに。こちらは今後くだらない近況報告と更新報告みたいな感じにしようかと。いつまで続くかわかりませんが。

2003/06/14(前回 06/09)

 また火曜日です。火曜日は、3カ所の学校で3種類の授業をやっています。さて、話せば長くなるのですが、発端は、朝、第一の学校がある横浜に向かう相鉄線の電車の中でのことでした。車内はけっこう混んでいました。私は、ドア付近に立って、荷物を床に置きました。リュックと、さらに、最近授業でパソコンを使うので、ノートパソコンを入れたカバンです。
 ある駅で、数人の老人(男)が乗ってきました。彼らは私のすぐそばに立ったのですが、その中の一人が「……はい、ちょっと荷物を網棚にあげさせて下さいよ。すいませんね…あい…あい」と大きい声でいいながら、私の肩越しに、網棚に荷物(リュック)をのせました。そして私の背後で、わざとらしく大声でこんな会話をはじめたのです「最近の人は荷物を網棚にあげない人が多いねえ」「あれはじゃまだねえ」「まあ、重いからあげるのも面倒なんでしょうよ」Σ(゜□゜; さらに会話はつづきます「最近の若い人は老人に席をゆずらないねえ」「下手をすると老人が若い人に席をゆずるなんてえご時世だねえ」「わっはっは」Σ(゜□゜; まあ、私は立ってるからこれに関しては私のことを言っているのではないのだろう。とにかく、これが朝の出来事です。
 さて、横浜で二つの学校に行って、第二の学校を終えた私はまた横浜駅にいそぎました。第二の学校から第三の学校は、移動時間が余り余裕がないのです。で、第三の学校がある金沢八景というところに向かうために、京浜急行の電車に乗りました。目的地まで20分ぐらいです。その電車も結構混んでいて、私は電車の真ん中あたりの座席の前に立ちました。そのときです。朝の老人の声が、脳裏にこだましたのは。「最近の人は荷物を網棚にあげない人が多いねえ…ねえ…ねえ…」……というわけで、あんな露骨なイヤミに影響を受けるというのも嫌だなあ、と思いつつ、結局、パソコンの入ったカバンを網棚に乗せました。
 しばらくすると、となりに立っていた女性が話しかけてきました。それは偶然にも第二の学校(看護学校)の生徒だったのでした。「あ、どうも、いたんですか、気が付きませんでした」という感じで会話がはじまったのですが、その人はそんなにしゃべるタイプの人ではなく、私もそうなので、会話が進みません。何か話題がないかなあ、と一生懸命考えはじめたのですが、あんまりないんですよね……というわけで、この段階で、一気に「CPU使用率: 会話の内容 90% 網棚のパソコン 10%」。さらに悪いことに、ある駅を過ぎたとき、私たちの前の席がちょうど二人分空いたのでした。当然そこに座ります。座ってしまえば、網棚、背後の頭上です。要は視界から消えます。「CPU使用率: 会話の内容 100% 網棚のパソコン 0%」というわけで、駅に着いたとき、何も考えずに、私はカバンを一個だけ持って電車をおりました。といっても、すぐに気が付きましたけどね。……電車が発車した後ですけど……。私は改札横の事務所に行って早速駅員に事情を説明しました。「じゃあ、次の停車駅の久里浜駅に連絡しますので、駅に停車したときに駅員に探してもらいます。えーと、カバンはどのようなカバンでしたか?(中略)はい。では、何号車にお乗りでしたか?」Σ(゜□゜;「え?いやー、よく覚えていないんですけど、真ん中辺だったような……」「……何号車かがわからないと探せないんですが……」Σ(゜□゜;「……いや、何号車に乗ったかいちいち考えてないもので……すいません……」「うーん……では、8両編成だったので、4号車か5号車ですかねえ……どちらですか?」Σ(゜□゜;「……じゃ、4号車ってことで(てことで、て)」「はい。では4号車ですね。えー、では、3つドアがあったと思うのですが、どのドアの付近ですか?」Σ(゜□゜;「えー、たぶんまんなか辺だったような……」「はい。では真ん中のドアですね。では、連絡しますのでお待ち下さい。」(しばらくして)「お客様、指定の車両にはそのような荷物はなかったそうです。」Σ(゜□゜;「いや……あると思うんですが……」「では……次に停車するのは終点の三崎口駅ですので、三崎口に到着するまでお待ち下さい。」
 ……というわけで、結局、三崎口で探してもらったらあった、ということで良かったのですが……。ただ、三崎口で保管しているので自分で取りに行け、と。まあしょうがないですけど。それにしても、授業の時間はせまってくるし、困りました。だいたいそのノートパソコンていうのはですね、私のメインパソコンでして、つまり今これを書いているのもそのパソコンなわけで、最近バックアップもとってないし、これがなくなる、というのは、とてつもなく大変なことなわけです。が、「そんな事あって欲しくない」という「願望」は、あまりに強いと、「あってはならない>あるはずがない>いや、ない」という「事実」に心理的に変換されてしまったようで、不思議と落ち着いていました。
 というわけで、授業が終わった後、金沢八景からさらに30分かかる三崎口という駅にパソコンをとりに行きました。でも、三崎口に向かう途中の車内で、会社帰りのY大学卒業生M君に偶然出会いました。M君は私の話を聞いて、「暇ですから」と三崎口までつきあってくれました。三崎港名物のマグロでも食べて帰ろうかと思ったのですが、三崎口の駅前にはほんとに店も何もなくて、結局横須賀でペッパーライスというものを食べました。でもおいしかったです。ビールも一杯飲みました。おかげで最後は楽しい想い出となりました。M君、ありがとうございました。
※あ、ちなみに三番目の学校ではその日はたまたまパソコンは使わなかったのです。幸い。

2003/06/23(前回 06/14)

 よーし、長すぎるのはよくない。短く、日記で言ってみよう。と、言っても、今日なんかあったかなあ……。
 と、いうわけで、おとといの話ですが、土曜日に知人に送ったメール。

Subject: わはははははははははははははははははは!!!!!
Date: Sat, 21 Jun 2003 20:57:15 +0900
From: NaganoJun 永野潤

わはははははははははははははははははは!!!!!
わはははははははははははははははははは!!!!!
わはははははははははははははははははは!!!!!
わはははははははははははははははははは!!!!!

 20:57という時刻は、つまり、8回オモテだったんですね。昔テレビブロスで、高橋洋二文、しりあがり寿絵の「10点さし上げる」というコーナーがあったけど、10点さし上げてもらった例の試合です。すばらしい MAKE DRAMA を堪能させていただきました(MAKE DRAMAはもちろん負けドラマと読みます)。電車の吊り広告で見たけど、しりあがり寿も〈あれ〉ファンなのかな?

2003/06/24

 今日はまた火曜日だった。でも今日は無事に一日が終わった。
 週刊朝日の〈あれ〉特集を買ってしまった……。しりあがり寿はやはり子供のころからの筋金入りの〈あれ〉ファンだそうだ。
 そして今日は個人的にとても心温まるできことに遭遇。JR南武線稲田堤駅の改札で、ピンポーン!と機械に遮られているサラリーマンの人発見。もしや、と思って見ていたら、ばつが悪そうに列の後ろに回るその人の手にはパスネットらしきものが……。
イタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!!
……よかった。ぼくだけじゃなくて。もちろんぼくは彼を暖かいまなざしで包みました。自然と笑みがこぼれました。

2003/06/25

 『バガボンド』17巻をやっと買った。でもまだ読んでない。ちょっと読みかけたけど、すっかり話の流れを忘れているので、16巻から読み直すことにした。大河ドラマの『武蔵』は低迷しているそうですね。
 変わったことはとくに何もなかった。そうだ、電車の中で、私のそばにいた女子大学生二人が(ピアノの授業がどうとか言ってたから、音大か、あるいは教育系の大学かな)が、いろいろと文句を言っていた。試験の日程に対する文句とか、「あの先生、いつも同じ事しか言わないんだもん」「そうそう」とかいう教師に対する文句もさんざん言っていた(どうも実技系の授業らしかったけど)。大学生だけではなく、高校生や中学生でも、そういう教師に文句を言っている学生によく遭遇するけど、やっぱりついつい、自分もそう言う風に言われているんだろうなあ、と思ってしまいます。で、某大学に行ったら、ちょうど、学生に対する授業アンケートをとる日だった。以前は教師が授業中に用紙の配布と回収を行うというシステムだったのですが、今年から、事務職員が教室に来て、授業開始直後時間をとって配布と回収を行うシステムになった。不正がないように、という意味もあるのですかね。でも、自分で回収するとついつい見てしまうから、精神衛生上この方がいいかも。

2003/06/26 代名詞としての「阪神」

※ 6月25日 阪神、また負けました。完全に勝てたゲームを落としたところがいかにも阪神らしいというか。せっかく逆転したのに、最後に満塁押しだしデッドボールでサヨナラ負け、とは……。

 しばらく、ゆえあって「阪神」を〈あれ〉という代名詞で表現してきました。しかし、はたと気づいたのです。そもそも、「阪神」とは代名詞ではなかったか。

「弱小チーム」の代名詞、「阪神」

 いや、「弱小チームの代名詞」などという汚名は返上したのだ。もうそんなことは言わせない。今年からは「阪神」は「最強チーム」の代名詞になったのだ。……では、変わりに「弱小チーム」の代名詞となるのは……よ、よこ(ry
 いやまてよ、なんか変だ。むしろ、真の阪神ファンとは、「代名詞としての阪神」を愛するものなのではないだろうか? 固有名詞には、「歴史」だの「伝統」だのがすぐにくっついてしまう。そんなものを愛するのは、「○○軍」などという名前を「栄光の」だの「永遠の」だのといった形容詞で飾り立てることしか能のない○○ファンどもに任せておけばよいではないか! そうやって重くなった固有名に押しつぶされ、「名前負け」しておればよいのだ。「○○軍」とは違って、「阪神」とは固有名詞ではないのである。それは、まさに抵抗の精神の代名詞なのである。したがって、強者となった阪神は、「阪神」ではなくなったのだ。革命の勝利とは、革命の死でもある。だが革命の死は革命の誕生でもある。「革命」を僭称する権力と戦う新たな革命の。(<どうでもいいけど、臭っ)。
 というわけで
今度からは弱小チームの代名詞が横○になった
 ではないのである。むしろ
今度からは横○を「阪神」と呼ぶ
 が正しいのである。というわけで、※にもどる(それにしてもぜんぜん違和感がないのが笑える)。
 というようなくだらないことを、最高に面白いこんなページを見つけて、一瞬だけ考えましたが……一瞬だけでした……。横○さん、ごめんなさい……。でも、応援してます。

2003/06/27

 横浜スタジアムに行きました。生ライブ……ではなく、生イラブを見てきました。もちろん、横○vs〈あれ〉の試合です。実は、このチケット、Y大学卒業生M君に電車の中で偶然会ったとき(この日の日記参照)彼にいただいたものなのです。私がパソコンを電車の網棚に忘れ、それを取りに行くためいつもとは違う反対方向への電車にのっていたからこそM君に会えたのであり、ひいてはチケット(内野のとてもいい席でした)を入手できたわけです。ということは、京急線の中で私の注意をパソコンからそらしてくれたI看護専門学校の学生さんに感謝しなくてはいけません。いやいや、一番感謝しなくてはいけないのは、相鉄線の中で「最近の若い人は網棚に荷物を置かないね」とイヤミを行ってくれたご老人! あなたにです。ありがとうございました。おかげで、生イラブを間近で見ることができました。金本、桧山、アリアス、矢野の一試合4本ものホームランを見ることができました。リガンの来日初登板も見ることができました。気持ちよく六甲颪を歌うことができました。
 それにしても、横スタ、ほとんど甲子園状態でした。試合終了後の球場周辺は、六甲颪がこだまし、すごい雰囲気でした。

2003/06/28

 イラブ、ではなくライブのため沼津に行きました。疲れましたー……。


7/10(木)森学カルテット@多摩センター、ゼラス



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2001年以前の日記 (不要ファイルを削除して空きを作ったので、古い日記全部復活させました。)